新型コロナウイルスのワクチンをめぐり、「卵巣に高濃度に蓄積する」「不妊になる可能性が懸念」などという情報が拡散している。こうしたSNS上の書き込みは「ファイザーの極秘資料」が根拠と主張しているが、これは誤った情報だ。現時点における研究結果や調査では、ワクチンが卵巣そのものはもとより、妊娠に影響するという報告はない。また、拡散している資料は極秘でも内部資料でもない。審査申請のために提出、公開されているもので、卵巣に蓄積するという研究結果を示したものではない。BuzzFeed News は新型コロナやワクチンに関する正確な情報発信を推進する日米の専門家によるプロジェクト「こびナビ」監修のもと、ファクトチェックを実施した。【BuzzFeed Japan/籏智 広太】
最近、この情報はデマだとかそっちがデマだなど、情報が交錯しております。
今回は、この情報に関して書いてみようと思います。
先ずはこの情報は
ファイザーの極秘資料ではありません。私でも
厚労省の資料から取り寄せる事が出来る、広く公開されている資料です。皆さんの中で興味のある方は、ぜひこの資料をプリントアウトして見てください。
これは
厚労省が
ファイザーのワクチンに対して特例承認を与えるにあたり審議された内容に関しての資料です。
問題になっている「卵巣に蓄積」に関するところは下のP16の(4.2.2)の部分です。
これは、どう言う試験かと言うと、ワクチンに標識として
トリチウムを使用して、どこにどれ位蓄積したかをテストしたものです。
下の資料に明記してあるように
放射線反応があった臓器の中に卵巣と書いてあるのが確認出来ると思います。
この4.2.2に出て来る肝臓、
脾臓、副腎、卵巣の根拠になってる資料が
ファイザーが
厚労省に添付した資料です。
この資料のP7がこちらです。ovariesが卵巣です。spleenが
脾臓、
こちらがP6です。liverが肝臓、adrenalが副腎です。
不妊に関しては、まだ詳しい情報がありませんので断定的な事は言えませんが、血液が多く流れ込みワクチン成分がそれだけ多く流れ込む心臓では心筋炎が多く出ているようです。
ですから卵巣にワクチン成分がそれだけ流れ込むと何らかの症状が現れる可能性があるのではないかと思っております。もし卵巣炎を起こしたら、直ちに
不妊になるとは思いませんが、それが
不妊の原因の元になる可能性はあるのではないでしょうか。
こちらもCDCからです。
不妊に関する情報ではありませんが流産に関する情報です。
「流産・早産・死産」
のカテゴリーがありまして、これは 6月4日時点で 666件となっています。
その多くの場合で、「その赤ちゃんたちは生きて産まれることができなかった」という事例が多く含まれますので、これらは死者数にはカウントはされていませんが、その産まれなかった赤ちゃんたちの存在もあります。
新型コロナウイルスワクチンでの「早産・流産」等の事例報告数
VAERS
この流産、早産のカテゴリーの名称は実際には非常に長く、正式には、以下のようなカテゴリーです。
「妊娠中止、または自発的妊娠中止、または胎児母体出血、または胎児心臓障害、または胎児損傷、胎児死亡、または胎児心拍数異常、または胎児心拍数減速、または胎児運動低下、または胎児奇形、またはは胎児モニタリング異常、または未熟児、または未熟児の死亡、または早産、または前期破水、または死産、または超音波胎児異常」
このデータから詳細を読みますと、その多くが無事な出産ができなかった事例となっています。
ただ、これらはまだ終わった話ではなく、何度か記していますが、体内に長く残る mRNA が生み出し続けるスパイクタンパク質は、長期に渡り身体に影響を与える可能性が強く、また、最初の ADE (抗体依存性増強) の懸念の生じる時期が、数カ月後から半年後に迫っています。
これらは、ワクチンとは関連付けされないでしょうが、本格的な有害事象の大発生はこれからとなる可能性がかなり高いと見られます。
ワクチンを接種するしないは本人の自由です。どちらの意見も反対意見を押しつける事なく、感情的になりすぎず冷静に対応して行きましょう。
今回取り上げたbuzzfeedJapanと言う会社について少し調べて見ました。
最後に、この記事を担当した buzz feed Japanの 籏智 広太 記者 これからも活躍を期待しております。
https://senkokugoshochi.com/koharu/hatachi/
https://asagaku.com/shougaku/watashi/2011/0605.html
https://www.buzzfeed.com/jp/kotahatachi/sankei-agora-renho